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ラブ・ストーリーを読む老人 - ルイスセプルベダ
ラブ・ストーリーを読む老人 - ルイスセプルベダ
年明け一番に読んだ本だけれど、非常に面白かった。かつて南米の未開のジャングルに入植した老人の楽しみは、ラブストーリーを読むこと。それも、苦難があり、最後に結ばれるハッピーエンドのもの。でも世間は、どんどん、この未開のジャングルにも開発の波が押し寄せ、それにしわ寄せを受ける、自然、また先住民、そんな環境が、老人を読書だけに没頭させてはくれません。とつとつとした語りの中で読書の楽しみ、想像する楽しみを改めて直接的に描いてくれている点、また、最後のオセロットとの対決シーン。久々に、個人的なヒット作です。多分訳の仕方がうまいんだろうなぁと思います。

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神秘の短剣―ライラの冒険シリーズ〈2〉 - フィリッププルマン
神秘の短剣―ライラの冒険シリーズ〈2〉 - フィリッププルマン
図書館から帯だけ見て借りてしまった・・・でどうすればいいのか^_^;というのも3部作の2巻目。。。背景がわからない上に、終わりがない。3巻目を見なければ結末がわからない。ハリーポッターよりは面白いかもしれないが、簡単に人を殺しすぎの気も。その辺がちょっと感情移入しにくい点。パラレルワールドに、環境問題、いろんな物を盛り込んだ意欲作なのかもしれないが、これだけでは判断つかない作品でした。

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Jeffery Deaver 著ボーンコレクター以来、読み続けているリンカーンライムシリーズの作者の短編集。表題の作品は、リンカーンライムの小編です。この人の作品の面白いところは、筋立てと、入り組んだどんでん返し。単純に終わってくれないところ。で、表題作も、例に漏れず、かわいく良かったねで終わってくれません。でも個人的に思うのですが、この人の作品を読むと、人を徹底的に信用していないのではないか(あるいは信用してはいけない)と・・・必ずにがーい何かが含まれています。ただそれを嫌味にせず、さわやかに描ききるのはすごいテクニックかと。リンカーンライムとは違い、推理小説ではないので、作者が書いているように気軽に、楽しく読めるのは請け合いです。

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川端 裕人著早川書房もう忘れてしまったような小学生の夏休み。あるきっかけで見つけた自由研究のねた。そこから広がる地域、環境、そして、川の名前。ここに行き着くまでの内容が、一気に語られていきます。話の展開はベタな気もします(多分スタンドバイミーにはなりきれていないという意味で)じゃぁこの小説の売りは?というとやっぱり川の名前なんでしょう、この考え方は、面白い。で、翻ってみて、いったい今どの川に属しているのかなぁとわからない自分がいます。家の目の前には、一本の川なのか何なのか(川なんだろうけど)わからない流れがあります。先ずはこの流れがなんという名前の川なのか調べてみなければ・・・まぁ根無し草のようなこれまでの生い立ちを一つに結びつけようとする考えは好印象でした。小説というよりは、教養書のような気も。

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Cesil Scott Forester 著ミステリーの古典とされる作品です。日本でもほとんど紹介が無かったと解説にも書かれていました。ミステリーというよりは別な方の紹介にありましたが、ノワール小説ですよね。犯罪を犯した人間とそれに引きずられる周囲悲劇。劇的なことは何も起こりませんが、いかに崩れていくか、どう崩壊するか、淡々とした語り口、ちくりとする結末、目が離せない小説でした。http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093565910

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