銀座開化事件帖 松井今朝子

 
明治維新後の文明開化の臭いがする銀座に居を定めた、久保田宗八郎の活躍し始めまでを描いた作品なんでしょうか。
いろんな事件、明治初期の文化を織り交ぜながら、話は進行していきますが、話が一巻完結でないところが少し残念かな。
灰汁も癖も少ないので非常に読みやすい作品でした。

オツカレ

 会社がらみの葬式とかいろいろあって少々オツカレ。
明日は少し気が抜けるかな・・・

消されかけた男 (新潮文庫) ブライアン フリーマントル

消されかけた英国情報機関に所属する主人公がどうやって窮地から脱出するのか、生き残ることだけに全力を尽くす全く気の抜けない家業に身をゆだねたものの大変さが文面ににじみ出ていました。まだ冷戦下のソ連と英国の情報機関、そしてCIAと絡み合いながら、複雑なパズルをどうやって解くのか、存分に楽しめました。

でかい月だな 水森サトリ

 なんとなく自分の周りにおきている事態に違和感を覚え、それと、自分の過去に起きた不幸な事件とない交ぜになりながら、どんどん不思議な事態に陥っていく。
それはなぜおきるのか、救いはあるのか、その辺はポーンと放り投げて、うやむやにして、終わりを告げられる、そんな気分にさせられた作品でした。
自分で設定した現象に対して、因果関係を解説しないのは最近の流行なのかなぁ・・・

ぼーっと

 今日は久々に何もない一日だった。
今週はとにかくばたばたとして落ち着きがなく、何もできなかった。
仕事の面でもなんか重ーい気分にならざる得ない状況が続いているしなぁ＾＾；
何を考えるわけでもなくボーっと本を読んでました。
明日もまた気が重いなぁ