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ソラリス
ソラリス
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スタニスワフ レム Stanislaw Lem 沼野 充義
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惑星ソラリスって映画が昔あったようで、自分も名前しか聞いたことがなかった。

でもなんとなく有名なような気もしたので、久々にSFらしいSFを読んで見たいなぁなんて気を

起こして読んで見た。

一研究員が、勝手にロケットを宇宙に発射して捨てちゃうとか突っ込みどころは満載なのは

今となってはしょうがないと思うけど、ひたすらソラリスに存在する海と呼ばれる存在の描写

が続く。これがまた至極難解に描かれている。

そして、海が贈ってくれたとも思われる、既になくなった彼女コピー。(他のメンバーには

別の存在が、でもそれは、けして明かされないまま)その存在に、研究員達もおかしく

なってしまってる。コピーも存在意義に悩み苦しむ。

最後まで読んでみて、作者のレムの一言載っているのをよんで初めて、この作品が

理解できた気がする。

自分の想像もできないような高次の存在とのコンタクトを目指す(蟻が人間について

理解もできないし、コンタクトのとりようもないように)ことの滑稽さと実際に起きたときに

どうなるかに関して表現しようとしているのだと。

なので、全く理解できないままでいいのかなぁと。

これに近い怪作としては

度胸星 (01)
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山田 芳裕
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これが近いような気も(最後のあたりが)

ちなみに映画は、全然違っているようです。(作者は酷評している模様ですが

まぁ作者の期待する映画は商業的には成功できないかと)


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