水飛の日記ブログ
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2007/06/05 (Tue)
おの りえん 平出 衛
理論社 (2001/03)
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久々に少年少女作品を読んでみましたよ。
といっても結構内容は濃い作品でした。
ある少女(ほほ)の成長の物語、メメント・モーリ(死を思え)という言葉から連想される
とおりの作品ですが、成長期のもろい部分(成長したくない、自信がないなど)に押し
つぶされて逃げ出してしまう。
そしてその逃げ出した先は、時の止まってしまったファンタジーの世界。
鬼の世界ではあるけれど、一般的に想像する(私のみかもしれませんが)鬼の存在とは
違います。同じように成人する直前の悩みにあふれた鬼が、そこにはいます。
ちょっと違うのは、時が止まってしまったためにある一日を繰り返してしまうこと。
忘れることもできず、繰り返される同じ日、そこに、つれてこられたほほが、一つの
鍵となって作品が展開されます。
最後も、あっさりとしていて悪くない終わり方だと思います。
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