水の上を飛んでみる。"Try to fly on water." 本

ズッコケシリーズの中年版。　でも子供も読むかもしれないのでどぎつい内容は控えてねという趣旨の元ちょっぴり大人のずるさ、ほろ苦さをミックスした作品に仕上がっています。
まぁ内容は簡単ですが、現代に生きる親父たちの一瞬が切り取られています。
そこに昔馴染みのキャラクターをみんな引っ張ってきて、一種の同窓会。
深刻に見る必要もなく、気楽に懐かしむための作品ではないでしょうか。

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2008/07/13 (Sun)

本

三番目の魔女

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レベッカ・ライザート
ポプラ社
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有名なマクベスを作品に登場する女性の視点から捉えなおした作品です。
正直マクベスを読んだことがないので、当然知っているという前提で描かれた部分にちょっとついていけない側面がありました。おそらくマクベスを読んだことのある人であれば面白さは一層高まるものと思いますが私にはちょっと不満足感が残りました。
ストーリーの点では、今の時代に描きなおされた作品なので、当然スピード感あふれる展開になっておりその辺は不満はありません。
んー、自分の読書量不足がこの作品の面白さを少し減じてしまったのが残念な限りです。

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2008/07/02 (Wed)

本

七悪魔の旅

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ムヒカ・ライネス
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おどろおどろしいタイトルとは裏腹に、憎めない、悪魔たちが、大魔王に試練を課されて地球の人々が堕落するのをお手伝いする。という内容。
時代、地域も関係なく、縦横無尽に駆け巡る。
7つの大罪に象徴されるサタン、ベルゼルフなどなどがスノッブで貴族趣味ないやみさを見せてくれる。
面白かったのは怠惰が一番強烈なもので、あっと驚く方向に持っていてくれる部分。
人間の本質を軽妙に風刺している面白い作品でした。

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2008/06/09 (Mon)

本

旅立つマリニア (ハヤカワ文庫 JA ク 1-120 グイン・サーガ 120)