前回置いていった保険の目論見書を家に帰って検討してみることにします。
1.2ヶ月間保険料ただ発言・・・これは、前回考察したとおりなのである意味だましのテクニック。
2.特約を増やしていながら、なぜ月々80円アップで済むような計算になるのか?
死亡・高度障害一時金を半分にばっさり落としています。→私の現状のライフプラン上なぜ、落とさなければいけないのか不明な提案。
死亡・高度障害の生活資金部分も3分の2に落としています→同上
うたい文句の要介護一時金も、総額で見るとなぜか三分の一に減らしてきている。→一時金を多く見せて、総額部分をあいまいにしている。
総じて終身部分を大幅に落として、特約部分に割り振っている為、何とか上昇幅を抑えている。
3.10年間の据え置きの保険料が次の更新時期に、どうなるのか?
単純に、支払い期間が大幅に伸ばして、次の更新のときの値上げ幅も大きく上昇する仕掛けになっていて、メリットとして考えづらい。
という風に検討してみたのですがこれを次の日にやはりやってきたAさんにぶつけてみることに・・・
A:「水飛さん、検討してくれたぁ?どういいでしょ?」
水飛:「Aさんが折角提案してくれた内容だけど、ちょっと条件悪すぎじゃない?これじゃかえるメリットないよ」
Aさん血走った目を見開き、「( ´゚д゚`)えーーーどこが悪いの?みんないい内容だって言ってるのに?」
と詰め寄ります。
内心Σ(゚д゚)オイオイと思いつつ、上の疑問点をひとつずつ聞いていきます。
水飛:「保険料がただっていっても別に積み立てた部分を取り崩すだけでしょ?」
A:「それでも負担が減るの!楽になるでしょ!」
水飛:「死亡・高度障害の保険部分大幅にカットしてるでしょ、なんで?」
A:「今は死亡保険の部分よりも生きている間の保障が大事よ、要介護特約と、ガン入院特約よ!1万円と100万円、万が一に大事よ!」
Σ(゚д゚)オイオイ、死亡・高度障害を削ってまで要介護とガン入院が必要とも思わないし今の契約でも結構付いているのにね・・・
水飛:「その要介護の部分だけど、一時金で、100万円もらえると書いてあるけど現状の契約では50万円が6年間もらえることになっている。そうすると300万円ですよねぇ、逆に減るんじゃないの?」
A:「要介護は何回でももらえるの!現状の契約は6年間だけしかもらえないけど、何回でももらえるの!」
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工・・・ホントかよ。
水飛:「要介護って寝たきりだよね・・・寝たきりの人が何度も復活してまた寝たきりになるなんてあるの?」
A:「今は若いんだから何度でもなる可能性はあるでしょ、だからいい保障なの!」
┐(´∇`)┌おお、言い切ってるよ
水飛:「目論見書の中になにもそんなことは書いてないけれど本当にそうなら、ちゃんと書面で出してくださいね」
A:「わかりました。確認してまた説明に来ます」
水飛:「その部分の説明はいいから文章で提出してください。」
A;「誤解があるといけないので、私から説明にきます」
・・・さっき言い切っていたんだから文書で出してよ・・・
水飛:「それから、金額が10年間据え置きだけど、払い込み期間がその分延びて、途中の更新時に、大幅に上がるよねぇ、その時期に大幅に上がると、かなり生活が苦しくなると思うし、これみていると、大幅に給料が下がるような時期でも、この金額を払い続けなきゃならないような設計は今からできないと思うんだけど」
A:「その時は、もっと金額を下げる契約をできるから大丈夫」
へ?・・・死亡高度障害保険部分をこれ以上削ったらゼロでしょ┐(´∇`)┌
働き盛りで、なぜゼロにしなきゃいかんのかなぁ。。。
水飛:「というわけで現状の契約条件を大幅に切り下げてまで、ガン保険特約をほんの少し増やす必要性が今の状況で見出せないのでごめんなさいね」
A:「いい保険の提案なんだし、ガン保険は大切、要介護も何度でもでるの!説明にあがります」
・・・┐(´∇`)┌
水飛:「説明はいいですから、要介護の件に関しては文書で出してください。そうしないと検討の余地すらありませんよ」
A:「わかりました、また説明にきます」
・・・・ということでお帰り願いましたが、次回どうなるのでしょうかw
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