水飛の日記ブログ
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2009/05/19 (Tue)
隠居して日長一日図書館で朽ち果てていくばかりの主人公が、図書館で知り合った、同じ隠居した見知らぬ男性と、会社ごっこを始めてしまう。
会社ごっこは、金をもうけること、責任がない以外会社そのもの。
朝会社に行って、会議、架空の目標、架空の販売、架空の仕入れ。
それは会社に人生をささげそれ以外を知らない人間には、とてつもなく、魅力的な環境だった。
確かに、自分も会社に年がら年中束縛されているので突然引退したらどうなることやらとも思うので、この発送は魅力的でした。
そしてその会社ごっこが巨大になるにつれ利権の臭いがしてくるのも、セオリーどおり。
まぁさっと読めて、軽くくすっと笑える作品です。
でも、最後に主人公が、心情を思いっきり吐き出すシーンで、誰もそのことを聞きも受け入れもしない部分、ドライな書き方に余計にリアルさを感じさせてくれました。
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