水飛の日記ブログ
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2007/01/13 (Sat)
真実の裏側 - ビヴァリーナイドゥー
ナイジェリアの圧制の中で、反体制派のジャーナリストの父親を持つ子姉弟が、母親を殺され、政府から亡命するために、先に子供たちだけがイギリスへ密航。ところが、手引きする人、引き受けては、面倒を見てくれず、大都会ロンドンに放り出されてしまう。受け入れてくれた、里親、政府の役人、弁護士、イギリスの学校、そして遅れてくる父親に対する思い、苦労、苛めに関して子供の視点から、描かれていて、大人の視点では見逃されそうなことが、きちんと描かれていました。特に、苛めに関しては、反骨精神の塊で正義の人である父親は、子供に不正に屈してはいけない、一度屈すれば、負けてしまうと強くいわれて育った主人公が、現実の苛めの中で、屈してしまう部分や、主人公よりも前に転入してきた難民の少女の苛めの対処、本来なら父親に、家族に相談できるところを、ひとりで切り抜けては行かなければいかず、また、一人ぼっちに伴う精神的なストレスに関して、今の苛めに悩んでいる人の状況とも通じるんだろうなぁと感じた小説でした。
ナイジェリアの圧制の中で、反体制派のジャーナリストの父親を持つ子姉弟が、母親を殺され、政府から亡命するために、先に子供たちだけがイギリスへ密航。ところが、手引きする人、引き受けては、面倒を見てくれず、大都会ロンドンに放り出されてしまう。受け入れてくれた、里親、政府の役人、弁護士、イギリスの学校、そして遅れてくる父親に対する思い、苦労、苛めに関して子供の視点から、描かれていて、大人の視点では見逃されそうなことが、きちんと描かれていました。特に、苛めに関しては、反骨精神の塊で正義の人である父親は、子供に不正に屈してはいけない、一度屈すれば、負けてしまうと強くいわれて育った主人公が、現実の苛めの中で、屈してしまう部分や、主人公よりも前に転入してきた難民の少女の苛めの対処、本来なら父親に、家族に相談できるところを、ひとりで切り抜けては行かなければいかず、また、一人ぼっちに伴う精神的なストレスに関して、今の苛めに悩んでいる人の状況とも通じるんだろうなぁと感じた小説でした。
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