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水飛の日記ブログ
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黒衣の女王 グイン・サーガ126 (ハヤカワ文庫JA)

作者がなくなる前に出版された126巻。
最後まで完結できるか非常に不安視していましたが、まさかこんなに早くお亡くなりになるとは思ってもみませんでした。内容は、当然、そんなことも予兆するようになっていないし、作者の後書きもね。
本屋さんには次の127巻が発行されているし、近々手に入れよう。
 

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 珍しくカバー写真を探してこれなかった。
写真とっておけばよかった・・・
内容は、神戸の異人館周辺でのエピソードを本にまとめたもの。
戦中、戦後の日本に暮らす、中華の人々の暮らしと、縁とをつながるようでつながらない、独立した、9編の短編にまとめられている。神戸は何度か行ったことがあるという程度なので、鮮明に場面を思い描く事はできないけれど、なんとなく横浜の中華街の雰囲気を思い描きながら読み進めました。
それにしてもなぜ作中の主人公はサラリともてるのだろうとふと、本筋から離れた疑問を持ってしまうのでした。
いい男なんだろうけどね。

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あと千回の晩飯
忍法帳で有名な山田風太郎のエッセイ。
74歳を超えて自分の終末を予感しながら(千回の晩飯を余命と考えつつ)彼なりの思いをつらつらと書き綴ったエッセイ。元は朝日新聞で連載していたものらしい。
怖いものもない年齢に、書き連ねた言葉に容赦はない。
そして、あけすけに自分の病気、願い、怒りをぶつけている。
こんな風に裏表なくさらけ出せるように年を取れたらいいものだと思った次第。

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黒猫が海賊船に乗るまでの話

子供向けの本なんですが、内容は全然大人も問題ない。
実は大人向けじゃないのかなとも思えるような作品。
なんとはない、黒猫が海賊船に乗るまでの題名そのまんまの作品です。
でもそこにいたるまでの道筋は、全く想定外の、奇想天外なストーリー。
そして、基調に流れるのは、ものすごく優しいあったかいストーリー。
親と子の世代ギャップ、頑固な部分、ナイーブな部分が、淡々とした中にじんわりと思い起こさせてくれます。
それにしても、ミヒャエルエンデの作品のように感じたのは自分だけかな・・・

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彼方より 
先日読んだ幻想建築術が面白かったので、ついつい借りてきて読んでみました。
これも基調となる部分は一緒なのですが、より苦しく、つらく、神による救済を考えさせられる作品でした。
青髭のモデルとなるジル・ドレのジャンヌダルクを信仰しながら、自らの快楽の為に、子供を平気で屠る。
しかし、神を捨てきれない。一方その、ジル・ドレを利用して、とことんまで神に反抗する存在にさせようとする、フランソワ。そこまでにいたる前段の話も含めて、神はなぜ、矮小とはいえ悪を犯し続ける、自分を、処罰しないのか、処罰そのものが救済として信じて止まないフランソワ。
遠藤周作の沈黙とは切り口が違うとはいえ、沈黙する神とはなんなのか。
そのことだけをひたすらに求道する作品でした。

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