水飛の日記ブログ
カレンダー
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
カウンタ
ブログ内検索
アーカイブ
忍者ポイント
2009/09/24 (Thu)
2009/09/11 (Fri)

『AQUTNETリサーチ「本読みブロガー」提供書籍』
漫画を読むのは実は久しぶり。ここしばらくはとんと読む機会がなかったのですが今回久々に読みました。
十二番目の天使、この作品は、日本人(今の若い子よりは、少々おっさんクラスの)にはうけるキーワードがちりばめられている。だから単純に引き込まれる。
冷たい仕打ち、運命に打ちのめされても、人間には、きっかけをつかむことで立ち上がることができるんだという強い信念に裏打ちされた教養書としても読めるのではないでしょうか。
小説を、漫画に置き換えるのは、ページの制約上難しいのでしょうが、エッセンスは壊れていません。
作者も書いていましたが、小説も読んでみたくなるような作品でした。
2009/09/06 (Sun)
2009/08/20 (Thu)

なにか停滞したものを変えようと思うとき、また変えなきゃならないとき、非日常のものをぶつけてやるとそこから波紋が広がり物語になります。この作品はそんな波紋を、母一人、子一人の家庭に、オカマちゃんを投げ入れて上げることから物語を転がしていきます。
普段あるべきものの姿から、ありうべきでない姿に戸惑い、混乱することで、逆に正常に戻るきっかけになるんだと、小説の中ではありますが感じさせてくれます。
登場人物もホンワカとしており、影に負った悲壮を感じさせつつも、上手く表現できないもどかしさが淡々とえがかれており、一見暗くなりそうな設定ながらそれを見事に跳ね返してくれています。
もう一つの短編、僕らのパレードもふんわりとして、愚者然とした主人公の中にあふれるあったかいもの、素直なものに皆ひきつけられるように、回転していく、暖かい作品でした。
ただ、単純に愚者として振舞うのではなく、そこに、見たくないつらい現実から目をそらす手段として振舞うその痛々しさにも共感を生むのではないでしょうか。
作品の雰囲気は、さくらににている気がしました。
書いている内容
フリーエリア