水飛の日記ブログ
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2007/06/30 (Sat)
オワタンノーク・ホテル
posted with amazlet on 07.06.27
マイヤ ウィリアムズ Maiya Williams 遠藤 由香里
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2007/06/29 (Fri)
エリエット・アベカシス 鈴木 敏弘
角川書店 (1999/10)
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2007/06/05 (Tue)
おの りえん 平出 衛
理論社 (2001/03)
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久々に少年少女作品を読んでみましたよ。
といっても結構内容は濃い作品でした。
ある少女(ほほ)の成長の物語、メメント・モーリ(死を思え)という言葉から連想される
とおりの作品ですが、成長期のもろい部分(成長したくない、自信がないなど)に押し
つぶされて逃げ出してしまう。
そしてその逃げ出した先は、時の止まってしまったファンタジーの世界。
鬼の世界ではあるけれど、一般的に想像する(私のみかもしれませんが)鬼の存在とは
違います。同じように成人する直前の悩みにあふれた鬼が、そこにはいます。
ちょっと違うのは、時が止まってしまったためにある一日を繰り返してしまうこと。
忘れることもできず、繰り返される同じ日、そこに、つれてこられたほほが、一つの
鍵となって作品が展開されます。
最後も、あっさりとしていて悪くない終わり方だと思います。
2007/06/04 (Mon)
エリエット アベカシス Eliette Abecassis 鈴木 敏弘
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ユダヤ教とキリスト教のかかわりに関する、ミステリー。ダヴィンチ・コードがどちらかというと
軽いタッチで、ジェットコースターのように読ませる作品なのに対して、こちらのほうは、同じ
イエスキリストの姿を追い求めていますが、かなり描写も背景も細かく書かれています。
ただ私の方で、キリスト教も、ユダヤ教も知識が皆無に等しい中で読んでいますので、
背景や深刻さがどこまで実感できているのか自信がありません。
ただミステリーはミステリーなのですが、犯人や、手口に関してはさほど重点が置かれて
おらず、歴史的な背景や、死海文書の意義に関して力点が置かれているように感じます。
(トリックに関しては、ぽーんと投げられたようにも感じます)
2007/05/18 (Fri)
連休中に読んでいたほんのもう一冊。
昨日紹介した魂の絆が、男兄弟の絆の強さ、家族愛、勧善懲悪で、マッチョでヒーローな
作品だったのにこっちは、どうしようもないツバメ男が、ある日貧乏時代の友達にあって
そのお友達の妹になぜか中途半端なちょっかいを出す。
それを友達に告げ口されちゃって・・・
救いようのない主人公です。
そして、主人公の視線は常に、微妙な部分を細かく細かく見ています。
執拗なくらいに。
前記の作品でアドレナリンでまくりの状態の私にとって、うじうじとした状況にはかなり
いらいらさせられる作品でしたよ。
※でもその、うじうじしている部分がこの作品のよさなんですがね。
けして妹萌えな作品ではない、文学作品となっています。
エマニュエル ボーヴ Emmanuel Bove 渋谷 豊
白水社 (2006/10)
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昨日紹介した魂の絆が、男兄弟の絆の強さ、家族愛、勧善懲悪で、マッチョでヒーローな
作品だったのにこっちは、どうしようもないツバメ男が、ある日貧乏時代の友達にあって
そのお友達の妹になぜか中途半端なちょっかいを出す。
それを友達に告げ口されちゃって・・・
救いようのない主人公です。
そして、主人公の視線は常に、微妙な部分を細かく細かく見ています。
執拗なくらいに。
前記の作品でアドレナリンでまくりの状態の私にとって、うじうじとした状況にはかなり
いらいらさせられる作品でしたよ。
※でもその、うじうじしている部分がこの作品のよさなんですがね。
けして妹萌えな作品ではない、文学作品となっています。
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